IRメモ① カリキュラムポリシーの分析が無難か?

IRとは何か?

 

・日本だけではなく、アメリカでも発展途上な概念であり、厳密な定義は 定まっていない。各大学により規模や学生数、権限者、組織図、データの運用方法等が異なるため、実際のIR活動も多岐にわたる。アメリカIRの初期には、データ収集・分析という点が強調されたが、現在は経営戦略、財務計画、教育の質保証等、外部への情報公開対応等が行われている。(東京大学、小林編 2014)

・日本の場合は、IRが共通認識として未だに浸透はしていないが、エビデンスデータに基づいて課題を設定し対応する、という点は重要である。(Between 2018)

・企業でいう情報戦略室である。(国立大学財務・経営センター、柳浦編 2009)

 

 

日本の大学のIR活動の例をざっとみたところ、教育効果の分析が多い。三つのポリシーのうちの「カリキュラムポリシー」だ。GPA推移や学習時間、出席率、退学率あたりだろう。そこに連動して「アドミッションポリシー」と「ディプロマポリシー」がを絡めれば、数字から浮かび上がる実態が見える気がする。うちの大学でやるとしたら、このあたりかな。

財務分析を行っているところもあるけど、学校法人会計が絡んでいるから、かなり難易度が高い気がする。

 

今のところここまでぐらいだ。

 

 

参考文献

「平成 24-25 年度 文部科学省大学改革推進委託事業 大学におけるIR(インスティテューショナル・リサーチ)の現状と在り方に関する調査研究報告書」東京大学、小林編 2014

「2018年1-2月号みんなで使うIR~内部質保証の実質化に向けて」Between 2018

国立大学財務・経営センター研究. 報告 第11号』国立大学財務・経営センター,220-253