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ソフトバンクの節税スキームについて

ソフトバンクの節税スキームは以下の通り

①.アームHDを3兆3億円で買収。価値の大半を占める子会社アーム・リミテッドの株式を配当形式で約2.5兆円で譲与。ただし、税務会計上は95%非課税で益金不算入である。

②.子会社の株式譲与により価値の下がったアームHDをソフトバンク子会社のソフトバンク・ビジョン・ファンドに約2.4兆円にて売却。取得額と時価額の差が赤字になり、税務上損金算入した。

 

以上2点の取引により、税務上②が赤字約2.4兆円が利益を帳消しにしたため、法人税0円ということだ。これはありなのか?

グループ内で株を動かしているだけだから、損失が発生すること自体おかしいと思う。財務省は2020年税制改正で投資簿価修正を見直して、通算グループ内の子法人の株式の評価損益及び通算グループ内の他の法人に対する譲渡損益を計上しないとしている。朝日新聞の言う通り、いたちごっこになりそうだ。

 

https://note.com/20190430/n/n459f9245b4ff

www.asahi.com

 

https://www.yamada-partners.gr.jp/wp-content/uploads/2019/12/3-4.pdf