楽々ライフ

楽に生きて、楽しく生きる。

つくば史初学者

つくばに引っ越してから三週間、GW休暇で部屋は片付いた。今度住む部屋は3DKで、今まで6畳1Rに住んでた人間からすると、いきなり生活水準が上がり当惑している。3つの部屋の使い道は、①物置②居間③寝室で決まった。特に寝室は畳でゴロゴロできて最高であーる。もう、この土地に住みたい&転勤いやだ〜。

つくば駅までロードバイクで30分程度。車は購入しない予定だが、自転車でも何とかなるだろう。近所にスーパーやコンビニもあるので、過疎ってはいない。とりあえず飢える心配は無さそうだ。

習慣の水泳も近くのプール付きジムに入会、家具も揃えたし、美味しい中華料理屋も発見、パン屋も発見etc、なかなか住みやすそうな街だ。

 

ただ、気がかりな点は、つくばに歴史的な雰囲気が弱いと思う。

図書館やネットで調べると、あながち間違ってはいなく、つくば市に大きい博物館が無いのが象徴的だ。一応、水戸に茨城県立歴史館はあるが、主に県北の資料が多い。県南であるつくばは、小さな郷土館が点在しているのみ。

諸説あるが、江戸時代の県北は水戸藩が相当に政治的影響力を持っていたのに対し、県南は小さな藩が点在し、まとまりがなく脆弱だったという。著名な藩で細川氏の谷田部藩が少し勢力があったが、凶作が続き政治力も弱かったため潰れてしまった。また、廃仏毀釈で歴史的遺産が破壊された影響もあり、つくば市文化財は散らばって存在している状態だ。

つくば市は、観光資源として有効活用する動きもない。国家戦略である地方創生プロジェクトの一環であるスーパーシティ構想で大忙しだからだ。インターネット選挙、MaaS、ドローン配達など最新技術を街に実装する取り組みだ。未来を切り拓いていく前向な姿勢は良いと思うのだが、地域として歴史的な魅力がますます薄れる。長い目で見れば、先進的にスーパーシティになって、移住者は増加するかもしれない。しかし、右に倣えで他の地方も次々とスーパーシティになっていく。いつしかスーパー感も無くなる。だから、金沢のように、歴史的な大きなストーリーがつくば市には必要だと思う。

 

ので、博物館なり歴史館なりをどーんと作ってほしい!というか、一本の大きなストーリーを集約してほしい。つくば史だ。

 

ということで、私もとりあえずつくばの歴史探訪を素人なりに頑張ります。明日、牛久シャトー行こ。

 

■参考