研究とは良い難い趣味
「休みの日は何してるの?」
とても苦痛な質問だ。
何をしているかというと、昼まで寝て、家事やって、本読んで、サイクリングに出かけ、コーヒーや美味いもの食べて、たまに図書館行って、帰ってきて、また本を読む。相手を楽しませる回答は中々できない。独りきりだから。
けれど、自分的にはわりかし休日らしい、休日を過ごしているつもりだ。
「本を読むの?」
最近はビジネス書ばっか。君主論や心理的安全性の本を読んでいるが、中々時間がかかるし、り理解できてない部分もある。説明しろ、と言われても難しいけど、ダイジェストぐらいはなんとか。
君主論はマキアヴェリっていう人が、イタリアのメディチ家っていう有力な権力者に献上したた指南書だ。具体的な政略事例を分析し、君主が目指すべき有り様を語っている。
当時としては珍しい、神を信じないリアリストの思想が凝縮された本なのだが、チームリーダーの僕にも刺さる言葉が多く、自分に良い影響を与えれてくれれば良いな、と淡い期待をしている。そう上手くはいかないだろうが、何事もものは試しで、当時の時代背景とかを世界史の教科書などを引っ張り出して調べている。
これ、今日買ったんだ。
思想家の鶴見俊輔っていう人が少し興味があって、人となりを知りたかったからだ。
鶴見俊輔はプラグマティズムをアメリカから日本に輸入した人らしい。
「リベラルアーツの学び方」っていう本で、作者がプラグマティズムは好き、みたいなことを言ってて、それで興味持った。
それ自体よく分かっていないのだが、行動主義っぽいことは何となく知っている。Wikipediaみてもさっぱり分からんから、どんな思想なんだろうと探っているとこだ。
「何が楽しいの」
何が楽しいっていうか、単なる趣味だ。研究というか、特に何かを発表するわけではないが、自分に影響を受けさせることをモニタリングにすることも含めて、趣味だ。
そんな内省的な活動を休日行い、頭がパンクしかけてきたらリフレッシュにロードバイクを走らせるのさ。そこはパターン化されてるかも。