楽々ライフ

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マネージャーのブルマンデー克服法 

はー・・・

明日は月曜日、仕事です。

連休は家でゆっくりしたり、東京近代美術館でリヒター展に行ったり、楽しかったな。

ゲルハルト・リヒター展

 

ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター。日本では16年ぶり、東京では初めて、美術館で開催されたらしい。

 

正直、全く知らない人だったけど、ナチスドイツ時代に起きた悲しみや怒りを表現しているような気がした。戦争を経験しているからこそ、平和と笑顔を愛し、アートとして表現している。そのような表現を後世に伝えるんだ!という意気込みと責任感も感じた。

私も働く一私人として、一応社会的責任を負い、最近はチームメンバーのマネジメントに四苦八苦しながら、働き甲斐のある職場にするべく仕事に没頭している。IT化によるコストダウンの波は厄介であり、コーポレート部門の予算である一般管理費を人件費ごと削り、費用を下げる施策は合理的だ。私はこの安直な流れが大嫌いで、何とか予算を削られないようにチームをマネジメントするのが使命だと思っている。休日にドラッガーの難解な著書を読み、「もしドラ」で知識として落とし込んでいる感じだ。

 

 

とりあえずインプットし、あとは実践あるのみで、成果を出すだけだ。一応、そのための戦略を考えてチームメンバーにプレゼンしてみるが、どういう反応が返ってくるかは物凄く不安である。

 

 

今、このブログを書いている地点でも、刻々とブルマンデーは近づいてくる。

私なりの克服法はこうやって、明日からの地獄をブログを書くなり、文章を書くなりして感情と思考を整理して、実現可能そうな戦略を考えることだ。

そうすることで、少しは気分が落ち着き、休日のハッピーな時間から、地獄の平日用の臨戦モードに切り替わるのだ。どうせ明日から地獄なら、メソメソと暖かい布団の中に引き篭もるより、向き合うべきクソみたいな現実と正面から向き合ったほうが、メンタルバランスがとりやすい。今日の睡眠は、明日のための英気を養うための休息で、これから入る風呂は、今日の疲れを癒すためのヒーリングだ。

 

平日が地獄に感じるという概念は令和っぽくないが、ニート願望のある私にとっては働くことが苦痛以外の何者でもない。

10億円当たったら、速攻で会社辞めて、平家の庭付き一軒家を買い、ハンモックで日向ぼっこしながら本を読み、美味しい食材で作った料理を食べて、夜はビルエヴァンスをレコードで聴きながら、白ワインを嗜みたい。

 

しかし、ハイリスクを負わなければ、金は手に入らない。そこが自分の本性で、私は実に肝の小さい男で、結局会社員として苦痛に耐えることが一番の安定だと選択してしまった。

つまり、マネタイズするための初期投資のリスクを追わず、会社員として働くというローリスクローリターンを選んだということだ。

従って、資産が無い私の生き残り戦略は、地道に働き、価値を提供できる人間になる、という地味で堅実な戦略を取っている。売り物は自分以外無いということだ。

ちょっと、考えものだ。