不正会計について少し調べた
日本公認会計士協会が公表している「上場会社等における会計不正の動向(2019 年版) 」が興味深かった。
不正会計には①粉飾会計と②資産の流用があるとのこと。
①は原価をいじったり、工事完成基準の原価をいじったり、売上時期を操作したりで、長い目で見れば結果的に利益は同じだが、短期的に利益を計上をするために操作するらしい。
②は客先からの売上を着服したり、客先と共謀して契約書を改ざんして着服したり、かなり手が込んでいる印象。経営者や経理担当者がこれをやると内部告発以外にばれにくい。
どちらも従業員のモラルを信じるしかない。Wチェックも大事だが、不正会計をやると犯罪者になることを認識したほうが良いのでは?
~~本の紹介~~
まだ読み途中だが、とても濃い内容。会計的に何が問題かを指摘している。
■参考URL
- 『上場会社等における会計不正の動向(2019 年版)』経営研究調査会研究資料第6号 、2019.6 https://jicpa.or.jp/specialized_field/files/2-3-5-2-20190613.pdf